お正月映画BIG3!

『ナポレオン』

年末年始に観たい!おすすめのお正月映画情報【2024年】_1250585

2023年12月1日(金)公開


リドリー・スコット監督がホアキン・フェニックス主演で仏の英雄ナポレオン・ボナパルトの人物像を新解釈で描いた歴史劇。軍人、私人としてのナポレオンの二面性に焦点を当てたほか、スペクタクルな戦闘シーンと、ナポレオンと妻ジョゼフィーヌとの手紙を軸とした奇妙な夫婦関係を並行して描くというユニークな手法を披露する。

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』

(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

2023年12月8日(金)公開


『チャーリーとチョコレート工場』に登場した工場長ウィリー・ウォンカの始まりの物語を描くファンタジーミュージカル。人気絶頂のティモシー・シャラメが魅力的なウォンカ像を構築。ベテラン、ヒュー・グラントのウンパルンパも傑作だ。独特の色遣いが魅力的。主題歌『ピュア・イマジネーション』をはじめとする歌と踊りも楽しい。

『ウィッシュ』

(C)2023 Disney. All Rights Reserved.

(C)2023 Disney. All Rights Reserved.

2023年12月15日(金)公開


ウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年を記念して製作された長編アニメーション。魔法で王国を操るマグニフィコ王の秘密を知ったヒロインのアーシャが起こす奇跡を描くファンタジーミュージカル。アーシャの声をアリアナ・デボーズ、王の声をクリス・パインが演じ、日本版では生田絵梨花と福山雅治が担当した。

名優の演技に酔え!

『バッド・デイ・ドライブ』

(C)2022 STUDIOCANAL SAS - TF1 FILMS PRODUCTION SAS, ALL RIGHTS RESERVED.

(C)2022 STUDIOCANAL SAS - TF1 FILMS PRODUCTION SAS, ALL RIGHTS RESERVED.

2023年12月1日(金)公開


金融ビジネスマンのマットと子どもたちを乗せた車に爆弾が仕掛けられた。しかも離席すると爆発するという。マットは犯人からの指示に従って車を走らせるが、目の前で同僚が爆死し、警察からも追われる身に。絶体絶命に追い込まれたマットは果たして子どもたちを守れるのか・・・。リーアム・ニーソンが苦悩する父親役で好演を見せる。

『PERFECT DAYS』

(C)2023 MASTER MIND Ltd.

(C)2023 MASTER MIND Ltd.

2023年12月22日(金)公開


東京の下町で暮らし、渋谷でトイレの清掃員として働く平山は、淡々と同じ毎日を繰り返しながら、その中に小さな幸せを見いだしていた。そんな彼の日常に変化が訪れる。ヴィム・ヴェンダース監督流の“現代の小津安二郎映画”とも呼ぶべき静かな傑作となったが、それはひとえに平山を演じた役所広司の演技力、表現力の高さによるものだ。

結婚や妊娠について考えてみよう

『ポッド・ジェネレーション』

(C)2023 YZE – SCOPE PICTURES – POD GENERATION

(C)2023 YZE – SCOPE PICTURES – POD GENERATION

2023年12月1日(金)公開


AIが発達した近未来。ハイテク企業で働くレイチェルは出産までの10カ月間、持ち運び可能な卵型ポッドで赤ちゃんを育てるという方法に心が動く。新時代の妊娠と向き合うカップルの心の揺れを描いたSFコメディ。妊娠や子育てについて、男女の立場や役割について、あるいはAIとの関わりなど、さまざまなことについて考えさせる秀作。

『きっと、それは愛じゃない』

(C)2022 STUDIOCANAL SAS. ALL RIGHTS RESERVED.

(C)2022 STUDIOCANAL SAS. ALL RIGHTS RESERVED.

2023年12月15日(金)公開


ドキュメンタリー作家のゾーイは幼なじみで医師のカズが見合い結婚をすると聞いて驚く。親が決める結婚に疑問を抱いた彼女は、カズの結婚までの軌跡を撮影することを思いつく。多民族が暮らすロンドンを舞台にした恋愛劇。パキスタン移民のカズの一家とゾーイたち英国人との文化や宗教、結婚観や価値観の違いが見えるところが面白い。





筆者:田中 雄二


映画を見続けて約半世紀。気が付けば“映画を書くこと”が仕事になっていた映画通オヤジ。最近は年のせいか、出来の悪い映画を見ても許してしまう寛容さが身に付いてきた。説教するのもされるのも大嫌いだが、「よく知ってますね~」などとおだてられると、ついいい気になってとめどなく映画について語ってしまうのが悪い癖。


ブログ:田中雄二の「映画の王様」

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※本記事内の情報は2023年12月07日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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